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ガイド Matt Connor著者 Matt Connor

Sentryの料金を円で計算:Team月額、従量課金、消費税とセルフホスト

Sentryの請求はドル建てです。Teamの年払いと月払いの差、従量課金で請求が増える条件、カード払いを円にする計算式、海外サービスの消費税(リバースチャージ)、セルフホストが得になる境目を2026年10月9日の数字で整理します。

Sentryの料金は円でいくらか

Sentryの料金は、1人で使うならDeveloperプランで0円です。チームで使うならTeamプランが基本です。Teamは年払いなら月26ドル、月払いなら月29ドルです。2026年10月9日の日本銀行の中心相場(1ドル158.10円)で換算すると、年払いで月約4,111円、月払いで月約4,585円になります。

ここに載せた金額と条件は、2026年10月9日に Sentryの料金ページ、Sentryの料金ドキュメント、Sentryのヘルプセンターを開いて確認したものです。価格は変わることがあります。契約の前に、同じページで数字をもう一度確かめてください。

請求はドル建てです。円での金額は、カード会社の換算レートと海外事務手数料で決まります。そのため以下では「ドルでいくらか」と「円でいくらか」を分けて書きます。後半では、日本の消費税の扱いと、セルフホストで安くなるかどうかを順に説明します。

Sentryの料金プランと無料枠(2026年10月9日時点)

Sentryのプランは4つです。

  • Developer:0ドル。利用者は1人までです。
  • Team:年払いで月26ドル、月払いで月29ドルです。利用者数に上限はありません。
  • Business:年払いで月80ドル、月払いで月89ドルです。利用者数に上限はありません。
  • Enterprise:個別見積もりです。

下のグラフの annual_usd は年払いにしたときの月額、monthly_usd は月払いにしたときの月額です。

グラフSentryのプラン料金(USD/月、2026年10月9日確認)
このグラフのデータ
[
  {
    "plan": "Developer",
    "annual_usd": 0,
    "monthly_usd": 0
  },
  {
    "plan": "Team",
    "annual_usd": 26,
    "monthly_usd": 29
  },
  {
    "plan": "Business",
    "annual_usd": 80,
    "monthly_usd": 89
  }
]

各プランに含まれる量は次のとおりです。Developerには、エラー5,000件、ログ5GB、アプリケーションメトリクス5GB、スパン500万件、セッションリプレイ50件、アップタイム監視1つ、cron監視1つ、メトリクス監視20、添付ファイル1GB、サイズ分析のビルド100回、カスタムダッシュボード10個が含まれます。

TeamとBusinessでは、エラーが50,000件に増えます。ほかの量はDeveloperと同じです。違うのはメトリクス監視(Teamは20、Businessは1,000)と、カスタムダッシュボード(Teamは20、Businessは無制限)だけです。

つまり、DeveloperとTeamの大きな差は2つです。エラーの件数が10倍になることと、2人目から使えるようになることです。リプレイやスパンの量は、Teamにしても増えません。

用語を2つ説明します。スパン(span)は、トレーシング(処理の流れを時間で追う機能)の1区間です。Sentryはトレーシングをスパンの数で課金します。セッションリプレイ(session replay)は、ユーザーの画面操作を記録して、あとで再生できる機能です。

Sentry Teamは月払いだといくらか

料金ページの26ドルと80ドルの横には、「When billed annually with default pre-paid data」という注記があります。2026年10月9日に確認したとき、料金ページは月払い(Monthly)と年払い(Annual)の切り替えをどちらにしても、同じ26ドルと80ドルを表示していました。ページだけを見ると、月払いでも同じ値段に見えます。

実際は違います。Sentryのヘルプセンターの記事 The price on the Manage Subscription page differs from what is shown on the pricing page には、「You can only get the $80/month and the $26/month price if you commit to an annual plan.」と書かれています。月払いにすると、Teamは月29ドル、Businessは月89ドルです。年払いは1年分の前払いで、Teamは年312ドル、Businessは年960ドルです。

円にすると、差がはっきりします。

グラフSentryのプラン料金(円、1ドル158.10円、2026年10月9日)
このグラフのデータ
[
  {
    "plan": "Developer",
    "annual_jpy": 0,
    "monthly_jpy": 0,
    "annual_total_jpy": 0,
    "monthly_total_jpy": 0
  },
  {
    "plan": "Team",
    "annual_jpy": "4,111",
    "monthly_jpy": "4,585",
    "annual_total_jpy": "49,327",
    "monthly_total_jpy": "55,019"
  },
  {
    "plan": "Business",
    "annual_jpy": "12,648",
    "monthly_jpy": "14,071",
    "annual_total_jpy": "151,776",
    "monthly_total_jpy": "168,851"
  }
]

annual_total_jpy は年払いで1年使った合計、monthly_total_jpy は月払いを12か月続けた合計です。Teamを1年使う場合、年払いなら約49,327円、月払いなら約55,019円です。Businessでは、年払いが約151,776円、月払いが約168,851円です。どれもカード会社の手数料を含まない金額です。

支払いのタイミングも違います。料金ドキュメントによると、年払いではプラン料金と予約量(あとで説明します)を、年の初めに1回で請求します。従量課金の分は毎月請求します。月払いでは、毎月の初めにプラン料金と予約量を請求し、同じ請求に前の月の従量課金の分が加わります。

年払いから月払いへの変更は、Settings > Usage & Billing > Subscription > Manage Plan で行います。ただしヘルプセンターによると、変更が有効になるのは今の年間契約が終わったときです。年の途中で月払いには戻せません。使い続けるか分からない段階なら、月払いで始めるほうが安全です。

Teamプランに無料トライアルはあるか

ありません。ヘルプセンターの Can we trial the Team plan? には、「We only have a free trial for the Business plan.」とあります。Businessのトライアルは、サポートに頼むと1回だけ14日延長できます。また料金ページには、新規ユーザーは最初の3か月、リプレイが月5,000件無料になると書かれています。自分のアカウントが対象かどうかは、契約画面で確認してください。

請求額を増やすもの:予約量と従量課金

Sentryの請求は、プラン料金と、使った量の料金の合計です。課金の対象になる項目は次のとおりです。

  • エラー(件数)
  • ログ(GB)
  • アプリケーションメトリクス(GB)
  • トレーシング(スパン数)
  • セッションリプレイ(件数)
  • プロファイリング(プロファイル時間)
  • 監視(cron監視とアップタイム監視)
  • 添付ファイル(GB)
  • サイズ分析
  • Seer(AIによるデバッグ機能。別料金)

プランに含まれる量を超えた分は、2つの方法で払います。

1つ目は予約量(reserved volume)です。月にどれだけ使うかを先に決めて買う方法で、単価は安くなります。ただし料金ドキュメントには「Any unused reserved volume will expire at the end of each billing month.」とあります。使わなかった分は毎月消えて、翌月には繰り越せません。

2つ目は従量課金(PAYG、pay-as-you-go)です。月ごとの予算の上限を自分で決めて、その範囲で使った分だけ払います。この予算は全項目で共有されます。ドキュメントの表現では「first-come, first-served」で、先に使った項目から予算を消費します。ヘルプセンターは予算の初期値を示していません。契約画面で自分の設定を確認してください。

Teamプランの超過単価は、料金ドキュメントの表では次のとおりです。左が予約量、右が従量課金です。

  • エラー 5万件超から10万件まで:0.00029ドル/0.0003625ドル
  • エラー 10万件超から50万件まで:0.000175ドル/0.0002188ドル
  • スパン 500万超から1億まで:0.0000016ドル/0.0000020ドル
  • リプレイ 50件超から5,000件まで:0.0030ドル/0.00375ドル
  • 添付ファイル 1GB超:1GBあたり0.25ドル/0.3125ドル

表には単位が書かれていません。エラーやリプレイの行は、1件あたりの単価として読むのが自然です。下の計算例もそう読んで計算しています。正確な金額は、契約画面の見積もりで確かめてください。

ログ(1GBあたり0.50ドル)、追加のcron監視(1つ0.78ドル)、追加のアップタイム監視(1.00ドル)は、従量課金でだけ買えます。アップタイム監視の単位は、料金ページでは「uptime alert」、ドキュメントでは「monitor」と書かれていて、表記が一致していません。プロファイリングも従量課金だけです。料金ページでは、UIプロファイリングが1時間0.25ドル、継続プロファイリングが1時間0.0315ドルです。

Businessの超過単価は、Teamより高く設定されています。Teamの単価でBusinessの見積もりを作らないでください。

予算を使い切ったら請求は増え続けるか

増えません。予約量と従量課金の予算を使い切ったあとに届いたデータは破棄され、料金はかかりません。ヘルプセンターの表現では「you won't be charged above your budget」です。その代わり、その請求月の残りの期間は監視が止まります。失うのはお金ではなく、監視の記録です。

このときSentryのサーバーはHTTP 429(Too Many Requests)を返します。SDKはレート制限が終わるまで、イベントを送らずに捨てます。この動きはエラー量の管理ガイドに書かれています。エラーが急に増えたときは、スパイク保護(spike protection)も超過分を破棄して、課金されないようにします。

注意したいのは、予算が全項目で共有されることです。あるバグがループして大量のエラーを送ると、そのエラーが先に予算を使います。すると同じ月のリプレイやログも記録できなくなります。予算を決めるときは、一番急に増えやすい項目を基準にしてください。

Seerは別料金

SeerはSentryのAI機能で、TeamかBusinessに追加して使います。Seerの予算のドキュメントによると、料金はアクティブなコントリビューター1人につき月40ドルです。アクティブなコントリビューターとは、Seerを有効にしたリポジトリで2件以上のプルリクエストを作った人です。Seerは従量課金の予算とは別に請求されます。5人全員が対象なら月200ドルで、1ドル158.10円なら約31,620円です。プラン料金より高くなるので、Seerを有効にするリポジトリは絞ってください。

Sentryの料金を円にする計算式

Sentryの請求はドルだけです。ヘルプセンターの Is it possible to change the currency from USD to something else? は、支払いはUSDだけで、通貨は変更できないと答えています。

支払い方法のページによると、主なクレジットカードが使えます。Visa、Mastercard、American Express、JCB、Discover、Diners Clubです。カード決済はStripeで処理されます。請求書払いは、Enterpriseのアカウント向けです。

円での支払額は、次の式で計算します。

円の支払額 = ドルの請求額 × カード会社の換算レート × (1 + 海外事務手数料率)

カード会社の換算レートは、国際ブランドやカード会社が決めるレートです。日本銀行が発表する中心相場とは同じではありません。海外事務手数料率は、カード会社ごとに違います。自分のカード会社の会員ページか規約で確認してください。

このページの円の金額は、日本銀行が発表した2026年10月9日の東京市場のドル円の中心相場、1ドル158.10円で計算しています(出典:日本銀行 外国為替市況)。手数料は含めていません。たとえばTeamの年払い312ドルは、手数料の前で約49,327円です。自分のカードの手数料率が分かったら、この金額に(1+手数料率)を掛けてください。

年払いと月払いでは、為替の影響の受け方も違います。年払いは、1年分を1回のレートで払います。月払いは、毎月そのときのレートで払います。円安の時期に年払いをすると、そのときのレートで1年分の金額が決まります。

Sentryの請求に日本の消費税はかかるか

ここは「かかる」「かからない」と言い切らずに、確認できた事実を並べます。

  1. Sentryの料金ドキュメントの税金の説明は、米国、カナダ、EUと英国だけを扱っています。料金ページの価格は売上税(sales tax)を含まないと書かれています。EUと英国ではVATがかかりますが、免税の書類か有効なVAT IDを出せばかかりません。日本についての記載はありません。
  2. Sentryのヘルプセンター(Does Sentry have a Japanese invoice registration number starting with T?)には、「Sentry is currently not registered in Japan, so we do not have a Japanese invoice registration number.」とあります。Sentryは日本で登録しておらず、インボイス制度の登録番号(Tで始まる番号)を持っていません。
  3. 国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで確かめようとしました。しかし、トップページの検索は13桁の登録番号を入れる形式です。Sentry自身が番号はないと答えているので、照会する番号がありません。今後Sentryの請求書にT番号が載った場合は、その番号をこのサイトで照会してください。

海外のSaaSとリバースチャージ

国外の事業者からインターネット経由で受けるサービスは、消費税法では「電気通信利用役務の提供」と呼ばれます。このうち「事業者向け電気通信利用役務の提供」は、サービスの性質や取引条件から、受け手が通常は事業者に限られるものです。

国税庁のタックスアンサー No.6118は、この場合の納税の方法をこう説明しています。

「事業者向け電気通信利用役務の提供」については、国外事業者から当該役務の提供を受けた国内事業者が、「特定課税仕入れ」として、申告・納税を行います

これをリバースチャージ方式と呼びます。サービスを売った海外の会社ではなく、サービスを買った日本の事業者が、消費税を申告して納めます。

ただし、経過措置があります。一般課税で、その課税期間の課税売上割合が95%以上の事業者と、簡易課税を使う事業者は、当分の間、特定課税仕入れはなかったものとされます。そのため、実務でリバースチャージの申告が必要になるのは、一般課税で課税売上割合が95%未満の事業者です(国税庁 質疑応答事例)。免税事業者は申告の必要がありません。

難しいのは、Sentryが「事業者向け」に当たるかどうかです。Sentryはウェブサイトから誰でも申し込めて、1人用のDeveloperプランもあります。取引条件で受け手を事業者に限っているとは言い切れません。この判断は事業の状況で変わります。Sentryの請求書と、ここで挙げたヘルプセンターの記事を用意して、顧問の税理士に確認してください。

セルフホストなら安くなるか

Sentryは、自分のサーバーに入れて使うこともできます。ライセンスはFSL(Functional Source License)で、ライセンス料はかかりません。ただしFSLは、OSIが承認したオープンソースのライセンスではありません。Sentryを商品として売ることや、そのコードを使ってSentryと直接競合することは禁止されています。コードは、リリースから2年後にApache 2.0に変わります。

公式のセルフホスト版の要件は重めです。

  • CPU 4コア
  • メモリ16GBとスワップ16GB(推奨はメモリ32GB)
  • 空きディスク20GB
  • Docker 19.03.6以上と、Docker Compose 2.32.2以上

OSはDebianやUbuntu系が推奨されています。RHEL系にはインストールの既知の問題があり、Alpineはサポート外です。

この要件を満たすVPSと、Teamプランを月額で比べます。SSD Nodesの料金ページでは、16GB RAM・4 vCPU・320GB SSDのプランが年113ドル(月あたり9.42ドルと表示)、32GB RAM・8 vCPU・480GB SSDのプランが年133ドル(月あたり11.08ドルと表示)です。ページの注記によると、この価格は3年の請求サイクルを選んだ場合のものです。月払いのプランはこれより高く、ページに金額は出ていません。

グラフセルフホスト用VPSとSentry Teamの月額(円、1ドル158.10円、2026年10月9日)
このグラフのデータ
[
  {
    "plan": "SSD Nodes 16GB\uff083\u5e74\u30b5\u30a4\u30af\u30eb\uff09",
    "jpy_per_month": "1,489"
  },
  {
    "plan": "SSD Nodes 32GB\uff083\u5e74\u30b5\u30a4\u30af\u30eb\uff09",
    "jpy_per_month": "1,752"
  },
  {
    "plan": "Sentry Team\uff08\u5e74\u6255\u3044\uff09",
    "jpy_per_month": "4,111"
  },
  {
    "plan": "Sentry Team\uff08\u6708\u6255\u3044\uff09",
    "jpy_per_month": "4,585"
  }
]

価格だけを見ると、16GBのVPSは月約1,489円です。Teamの年払い(月約4,111円)より、月2,600円ほど安くなります。

ただし、この差額がそのまま節約になるわけではありません。理由は次のとおりです。

  • 16GBは最低要件ちょうどで、推奨は32GBです。32GBのプラン(月約1,752円)にすると、差額は月2,400円ほどに縮みます。
  • アップグレード、バックアップ、ディスク容量の監視は自分の仕事になります。月2,400円から2,600円の差額が、その作業に使える予算のすべてです。
  • VPSの価格は3年の請求サイクルが前提です。短い期間だけ使うなら、もっと高い月払いの価格で比べる必要があります。
  • サーバーが止まると、エラーの記録も止まります。障害が起きたときに、監視がない状態になります。

数人のチームで、エラーが月5万件に収まるなら、Teamの年払いが正直な答えです。セルフホストが向いているのは、イベントの量が多くて超過料金が大きくなるチームと、データを自分のサーバーに置く必要があるチームです。セルフホスト版には件数による課金がないので、量が増えるほど差が開きます。

公式の構成が重すぎるなら、GlitchTipが現実的な選択肢です。GlitchTipのインストール文書によると、推奨要件はメモリ512MB(x86またはarm64のCPU)で、オールインワン構成なら最低256MBです。DockerかDocker Composeで動き、Kubernetes用のHelmチャートもあります。GlitchTipのSDKの文書は、「Sentry-compatible SDK」を使うよう案内しています。

Sentryとほかのツールの違いは、セルフホストできるSentryの代替ツールの比較にまとめています。サーバーの大きさは用途別のVPSのサイズの選び方で、月額の相場はVPSの料金の相場で確認できます。

Sentryの料金の計算例:3つのケースを円で比べる

計算の前提は次のとおりです。レートは日本銀行の2026年10月9日の中心相場、1ドル158.10円です。カードの海外事務手数料は含めていません。1円未満は項目ごとに四捨五入して、その合計を書いています。

グラフ計算例の月額(USD)
このグラフのデータ
[
  {
    "label": "\u4f8b1 Developer\uff081\u4eba\uff09",
    "plan_usd": 0,
    "overage_usd": 0,
    "total_usd": 0
  },
  {
    "label": "\u4f8b2 Team\uff0b\u30ea\u30d7\u30ec\u30a42,000\u4ef6",
    "plan_usd": 26,
    "overage_usd": 7.31,
    "total_usd": 33.31
  },
  {
    "label": "\u4f8b3 Team\uff0b\u30a8\u30e9\u30fc\u4e88\u7d04\u91cf",
    "plan_usd": 26,
    "overage_usd": "14.50",
    "total_usd": "40.50"
  },
  {
    "label": "\u4f8b3 Team\uff0b\u30a8\u30e9\u30fc\u5f93\u91cf\u8ab2\u91d1",
    "plan_usd": 26,
    "overage_usd": 18.13,
    "total_usd": 44.13
  }
]
グラフ計算例の月額(円、1ドル158.10円、2026年10月9日)
このグラフのデータ
[
  {
    "label": "\u4f8b1 Developer\uff081\u4eba\uff09",
    "plan_jpy": 0,
    "overage_jpy": 0,
    "total_jpy": 0
  },
  {
    "label": "\u4f8b2 Team\uff0b\u30ea\u30d7\u30ec\u30a42,000\u4ef6",
    "plan_jpy": "4,111",
    "overage_jpy": "1,156",
    "total_jpy": "5,267"
  },
  {
    "label": "\u4f8b3 Team\uff0b\u30a8\u30e9\u30fc\u4e88\u7d04\u91cf",
    "plan_jpy": "4,111",
    "overage_jpy": "2,292",
    "total_jpy": "6,403"
  },
  {
    "label": "\u4f8b3 Team\uff0b\u30a8\u30e9\u30fc\u5f93\u91cf\u8ab2\u91d1",
    "plan_jpy": "4,111",
    "overage_jpy": "2,866",
    "total_jpy": "6,977"
  }
]

例1:個人開発者がDeveloperで使う

月0円です。エラーは月5,000件、リプレイは月50件、アップタイム監視は1つまで使えます。従量課金の予算を設定していなければ、超えた分のデータは破棄されます。請求は来ませんが、記録が抜けます。

2人目が加わったら、Teamが必要です。Developerの利用者は1人までだからです。アップタイム監視が1つでは足りないなら、Uptime Kumaで作る自前のステータス監視で補う方法もあります。

例2:5人のスタートアップがTeamでリプレイを増やす

Teamの年払いで、リプレイを月2,000件使う場合です。含まれる50件を超えた1,950件を、従量課金の単価0.00375ドルで払います。超過分は月7.31ドルで、約1,156円です。プラン料金の月割りと合わせると、月33.31ドル、約5,267円になります。

実際の支払いは2回に分かれます。年の初めにプラン料金の312ドル(約49,327円)を1回で払い、毎月リプレイの超過分を払います。Teamは利用者数に上限がないので、5人で使っても人数による追加料金はありません。リプレイを毎月ほぼ同じ量だけ使うなら、予約量で買うと単価は0.0030ドルに下がります。Seerを5人全員で使うと、ここに月200ドル(約31,620円)が加わります。

例3:エラーが月5万件を超えたチーム

Teamで、エラーが月10万件に増えた場合です。超過は5万件です。

  • 予約量で買う場合:5万件 × 0.00029ドルで、超過分は月14.50ドルです。合計は月40.50ドル、約6,403円です。
  • 従量課金で払う場合:5万件 × 0.0003625ドルで、超過分は月約18.13ドルです。合計は月約44.13ドル、約6,977円です。

予約量のほうが、月570円ほど安くなります。ただし予約量は毎月消えます。エラーの量が月によって大きく変わるなら、少なめに予約して、残りを従量課金で受けるほうが無駄がありません。年払いの場合は、予約量の料金も年の初めにまとめて請求されます。

この段階でも、32GBのVPS(月約1,752円)との差は月4,600円から5,200円ほどです。エラーが10万件を大きく超えて、サーバーの運用を任せられる人がいるなら、セルフホスト版やGlitchTipを検討する価値があります。

計算の前提と出典
  • プラン料金と含まれる量:sentry.io/pricing と docs.sentry.io/pricing(2026年10月9日に確認)
  • 月払いの価格(Team 29ドル、Business 89ドル):Sentryヘルプセンターの記事(2026年10月9日に確認)
  • 為替レート:日本銀行 外国為替市況、2026年10月9日のドル円中心相場 158.10円
  • VPSの価格:ssdnodes.com/pricing(3年の請求サイクルの価格、2026年10月9日に確認)
  • 超過単価は、料金ドキュメントの表を1件あたりの単価として読んで計算しています。
  • カードの海外事務手数料は含めていません。実際の支払額は、ここに(1+手数料率)を掛けた金額になります。

FAQ

Sentryの無料プランは何人まで使えますか?

Sentryの無料プランはDeveloperで、利用者は1人までです。エラーは月5,000件、セッションリプレイは月50件、アップタイム監視とcron監視は1つずつ含まれます。2人以上で使うには、利用者数に上限のないTeam以上のプランが必要です。この内容は2026年10月9日にSentryの料金ページで確認しました。

Sentry Teamの月払いはいくらですか?

2026年10月9日の時点で、Teamは年払いなら月26ドル(年312ドルを前払い)、月払いなら月29ドルです。料金ページには26ドルだけが表示されますが、Sentryのヘルプセンターは、26ドルと80ドルは年間契約の価格だと説明しています。1ドル158.10円なら、年払いは月約4,111円、月払いは月約4,585円です。

上限を超えたらSentryの請求は増え続けますか?

増えません。予約量と従量課金の予算を使い切ったあとのデータは破棄され、課金されません。サーバーはHTTP 429を返し、SDKはしばらくイベントを送らなくなります。お金は増えませんが、その請求月の残りの期間は監視が止まります。予算は全項目で共有されるので、エラーが急に増えると、リプレイやログの記録も止まることがあります。

Sentryの請求に日本の消費税はかかりますか?

Sentryの税金の説明は米国、カナダ、EUと英国だけを扱っていて、日本の記載はありません。Sentryは日本で登録しておらず、インボイス制度の登録番号もないと答えています。国外事業者から受ける事業者向け電気通信利用役務の提供は、日本の事業者がリバースチャージで申告する仕組みです。ただし一般課税で課税売上割合が95%以上の場合と、簡易課税の場合は、当分の間は申告の必要がありません。Sentryが事業者向けに当たるかどうかは、税理士に確認してください。

セルフホストのSentryは無料ですか?

ライセンス料はかかりません。ライセンスはFSL(Functional Source License)です。ただし公式の構成の最低要件は、CPU 4コア、メモリ16GBとスワップ16GBで、推奨はメモリ32GBです。そのためVPSの料金と、アップグレードやバックアップの手間がかかります。もっと小さなサーバーで動かしたいなら、推奨メモリが512MBのGlitchTipがあります。

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